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捻挫・靭帯損傷治療
捻挫はスポーツ傷害のなかでも発生頻度が高く、再発が多いケガのひとつです。
しかし治癒が十分でなかったり、機能低下したままスポーツ活動に復帰することが多く、再受傷頻度が高いです。
アメリカでは1日に約1500人、イギリスでは約5600人が受傷しているとの報告している論文もあります。
重症度が高い場合や再発を繰り返すことにより、変形性関節症へ移行するリスクが高いと言われています。
捻挫ってどういう状態なのか?
捻挫とは骨と骨を結びつけている”靭帯”が傷つくことで損傷すれば骨と骨が不安定になる可能性があります。
足首の捻挫が代表的ですが、膝や肘の靭帯の損傷や突き指などでも指の靭帯の損傷があります。
「歩けるから、大丈夫じゃないの?」
捻挫をして痛みはあったけど時間がたったら何となく歩けるということも多いです。
子供の場合、足関節捻挫に骨折が合併することがあるが成長軟骨はレントゲンに映らないため見逃されることも多いです。 受傷後そのまま医療機関に受診しなかったり、けっこう時間が経ってから受診される方もいらっしゃいます。
しかし、 靭帯は骨と骨を結びつけるものであるため、しっかり治っていないと関節が不安定となったり痛みが長期間残ったりします。
後遺症として痛みのほか、可動域低下、不安定性があり40%以上が慢性的な問題を抱えているといわれています。
関節が不安定となれば、また同じように捻挫を繰り返す可能性があり、よく捻挫がクセになるというのは、捻挫をしっかり治療していなかった可能性や機能改善のためのリハビリテーションが十分に行われないことがあげられます。
そして機能低下が残存した状態で競技復帰した選手は後遺症に悩まされる可能性が高いです。
72.6%の方が受傷後6カ月以上にわたり何らかの症状が残存していると論文に報告されています。
当院院長は靭帯損傷保存的治療のスペシャリストです
当院院長は金沢大学大学院で主にラットを用いて靭帯損傷(捻挫)時に関わる痛みの神経と治癒に関連するメカニズムを研究しております。
意外に思われるでしょうが靭帯損傷(捻挫)に関する基礎医学は世界的にもほとんどされていないのが現状で、当院院長は数少ない靭帯損傷保存的治療のスペシャリストです。
その成果として靭帯が治っていく過程で痛みに関わっている神経を世界で初めて染色することに成功しました。
当院は靭帯損傷のみならず疲労骨折や肉離れ、野球肘、テニス肘、シンスプリントなどのスポーツ傷害なども病理学的・分子細胞生物学的観点で治療できる金沢市唯一の接骨院です。